炭水化物依存症・糖質中毒チェック
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ご飯を腹一杯食べて満腹感を得る。
これは我々貧乏人の飯の食い方だ。
今振り返ってみると、子供の頃に食べていた食事では、明らかにタンパク質が少なすぎた。
おかげで高校を卒業する頃には、すっかり体も弱っていたし、神経ももうおかしくなっていた。
食べ盛りのハズの高校生が、165センチの身長で、体重が55キロくらいしかなかったわけだから、これはもう明らかに栄養不足と言うことになるだろう。
私は二十歳になるまで肥満とは全く無縁だったのだが、結局食べるモノの質と量が少なすぎて身体が十分に成長できなかったということらしい。
なので大学に入って拳法部に入ったとき、同輩たちが自分の倍くらい飯を食うのにビックリした。
大学の学食で、おかずを何品もとってバクバク食うやつらを見て、「なんとまあ豪勢な」などと思っていたりした。
それからは自分も可能な限りたくさん食べるようになったのだが、結局、炭水化物で腹をいっぱいにするのだけは変わらなかった。
その後、体重がジワジワと増え続け、今や標準体重を12キロもオーバー。
高校時代とは全く逆で、肥満領域に足を踏み入れることになった。
で最近、とある番組で、糖質中毒チェックというのがあって、 それを見ていたら、ほぼ全部が該当していた。
つまり私はすっかり、糖質中毒・炭水化物依存症になってたってことだな。
炭水化物依存症チェック
- イライラすると甘いものが食べたくなる
- 食事の時、まずご飯から食べ始める
- 学校帰りや仕事帰りにスイーツを買って食べる
- カレーライス、丼物、ラーメンライスが食事の定番
- 甘い炭酸飲料を週に2~3回以上飲む
糖質制限、砂糖をまずやめるべきだった
ご飯やラーメンなどの炭水化物で、腹をふくらませて満足感を得る。
そうした生活を物心就いてから何十年も続けていたせいもあって、糖質制限はかなり難しかった。
前にも書いたが、満腹になるには
- 血糖値が上がる
- 胃袋がいっぱいになる
ところが糖質を制限するために、こういうモノを食べなくなると、血糖値は上がらないし、胃袋もいっぱいにできないから、満腹感を全く感ることがなく、ストレスが溜まる。
そこでストレス発散のために、たまに牛丼を食べたり、おはぎやまんじゅうなどの和菓子を食べたりしていた。
コーヒーも最初こそ砂糖なしで飲んでいたが、黒砂糖なら良いかと思って、元の甘いコーヒーを飲み出した。
炭水化物を一日130以下にすればよいと考えていたので、他の炭水化物をガマンすれば、砂糖の30グラムくらいは構わないのかと思っていたのだ。
ところがこういう糖分というのは、血糖値を跳ね上げて、インスリンを大量に分泌させてしまう。
インスリンは血液中のブドウ糖を、細胞の中に取り込む働きをするホルモンだが、それと同時に、脂肪を消費するのを妨げてしまう。
つまり砂糖入りのコーヒーを飲んでいると、血液中の糖分が常に高めになるので、脂肪を消費するどころか、ため込んでしまうことになっていたのだ。
これじゃあ痩せるわけ無いか。
まず砂糖から何とか対策すべきだったな。