糖質制限を始めると、便秘になる
更新日:
糖質制限を始めると、困るのが便秘。
もともと便秘している人なら大差ないだろうが、米とかラーメン、まんじゅうなどの炭水化物を食べなくなると、途端に便通が止まってしまう。
今までは炭水化物食品に含まれる、食物繊維のおかげで便通があったのだが、糖質制限で炭水化物を食べなくなると、この食物繊維が一切なくなってしまうので、便のかさが減って糞詰まりになってしまうのだ。
最初は生アーモンドなどをボリボリやっていたのだが、だんだん面倒になって食べなくなってしまった。
そうすると便秘が日常化してしまって、便も臭くなる一方。
これはマズいと思って色々やっていたのだが、結局、糸こんにゃくでコンニャクラーメンを作り、それにワカメや海苔などの海藻と、干しエビ(小エビ)を入れることで解決した。
コンニャクは、ダイエットでは定番食品だが、炭水化物がグルコマンナンという形になっていて、ほとんど吸収されないと言う。
またワカメや海苔は、海のミネラルが豊富だし、食物繊維もたくさん含んでいる。
干しエビはキチン・キトサンという甲殻類特有の食物繊維が含まれているので、これもOK。
ただし甲殻類にアレルギーがあったり、肺の病気があった場合は、干しエビはやめておいた方が良さそうだ。
肺ガンとの相関係数も高かったからね。
→肺ガンと食品の関連性を調べてみた(1)穀物・魚介類食物繊維不足は、芋や根菜などで解決したいところだが、芋や根菜はどうしても糖質が多いので、海藻で誤魔化すしかないかも知れない。
こんにゃく麺には、削り粉をかけると食べやすい。
糖質制限を始めると、便秘になる。
今まで食べていた炭水化物食品の中に、食物繊維がそこそこ含まれていたので、それが無くなると途端に糞詰まりになる。
これを解決するには、食物繊維をたくさん取らなければならない。
食物繊維をたくさん取る手っ取り早い方法は、今までは「バナナ」であった。
バナナを食べれば翌日の便は茶色っぽくなってかさが増した。
ところが糖質制限を始めてから、糖質の多いバナナは食べられなくなってしまったので、便秘解消にバナナ、というのは使えない技になってしまった。
で、いろいろやってみていたのだが、糸コンニャクを使ったラーメンが、便秘解消に役立つと言うことが分かった。
こんにゃく麺はダイエットではおなじみの食品だが、とにかくこれで便秘はかなり改善された。
それと同時に、麺類への絶ちがたい欲望も多少解決された。
ネットでラーメン・スープの小袋をたくさん買って、業務スーパーで50円くらいの糸コンニャクをたくさん買って、それでコンニャクラーメンを作ると安く上がる。
これに乾燥ワカメと干しエビを加えても、150円前後だ。
コンニャク麺の歯触りは、ラーメンとは全く違ってグニグニしているので、慣れないとなかなか美味しいとは思えないのだが、そう言う場合は削り粉(カツオ節やサバ節の粉)をかけると、かなり食感は改善すると言うことも分かった。
ラーメンスープや削り粉は塩分が高いので、塩分制限をしている人にはちょっと難しいが、それでも塩分を1日10グラム未満に抑えるのは可能だろう。
まあしかし、そのうち飽きてくるし、続かないけど。