多くの歌手が愛用するマヌカハニーとは?
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マヌカハニーというのは、ニュージーランドで取れる蜂蜜だ。
近年、このマヌカハニーが静かなブームとなっている。
というのも多くの歌手や声優が、「ノドの痛み対策」に使っていることをあちこちのテレビやラジオで公表していて、鼻やノドのケアのために良いと度々話題になっているからだ。
蜂蜜がノドに良くて、歌手や声優などが愛用するのは、昔から良く言われていることなので、さしてビックリすることでもないのだが、ビックリするのがマヌカハニーの値段だ。
一般的な国産蜂蜜は、上質なモノでも、1,000グラムで3,000円くらいのものだ。
ところがマヌカハニーは、たった250グラムで3,000円以上もする。
つまり上質な蜂蜜の4倍以上の値段が付いているわけだが、なぜこんなに高いのか。
その理由が、マヌカハニーだけにある「強い抗菌力」と、「強い抗炎症力」だ。
マヌカハニーにはMGO(メチルグリオキサール)という成分が含まれていて、これが非常に強い抗菌力を示す。
これが胃炎の原因の一つのピロリ菌や、大腸菌、腸球菌、消化性潰瘍、化膿レンサ球菌、さらには虫歯の原因となるミュータンス菌にも効くと言うことが確認されている。
そのため、食品でありながら、高価な値段で売られているわけだ。
蜂蜜の抗菌力の比較
蜂蜜には古来より様々な効用があると言い伝えられている。
ところがマヌカハニーは、普通の蜂蜜とは違って、強い抗菌力や抗炎症力を持つ。
普通の蜂蜜の抗菌力は、過酸化水素によるモノなのだが、マヌカハニーの場合はさらにMGO(食物メチル・グリオキサール)という成分をたくさん含んでいて、菌の繁殖を抑えるのだ。
MGOによって胃ガンの原因の一つのピロリ菌や、大腸菌、腸球菌、消化性潰瘍、化膿レンサ球菌、さらに虫歯の原因となるミュータンス菌まで、ほぼ全ての細菌を滅菌できてしまうのだというから凄い。
このマヌカハニー独特の成分の効果を具体的に数字で表したのが「UMF」という指数だ。
UMFとは「ユニーク・マヌカ・ファクター」の略で、病院などで消毒に使われるフェノール溶液と比べて、どれくらいの抗菌力を持つかを示している。
このUMFの数値が高いマヌカハニーが、非常に高価な値段で売買されているわけだ。
蜂蜜の抗菌力の比較
- 一般的なハチミツのUMFは、0~1くらい。
- UMFを含まないマヌカハニーで、UMF0.5~4くらい。
- UMFを含むが低活性のマヌカハニーが、8.2~10くらい。
- 中活性のマヌカハニーで、10~15くらい。
- UMF15以上のマヌカハニーが高活性