老人性掻痒症 何もないのに痒い

老人性掻痒症 何もないのに痒い

掻痒症(そうようしょう)とは

掻痒症(そうようしょう)とは、特にハッキリした原因がないのに、身体が痒くなる病気だ。

 

突然、頭や肛門などの特定の場所が猛烈に痒くなり、ボリボリ掻かずにはおれなくなる。

 

何でこんなところが、こんなに痒いのか、全く訳が分からない。

 

こういう風に一部だけが痒くなる場合を、「限局性皮膚掻痒症」と呼ぶ。

 

一方、身体のあちこちが痒くなり、頭を掻いたり背中を掻いたり、色んなところが同時に痒くなってくる場合もある。

 

これを「汎発性皮膚掻痒症」と呼ぶ。

 

とにかく痒くて痒くてたまらず、擦り傷状になるまで掻いてしまったりすることもあるのが掻痒症だ。。

 

掻痒症の患者が多いのは、老人と妊婦で、それぞれ「老人性掻痒症」、「妊婦掻痒症」と呼ぶ。

 

掻痒症の人に多いのが「ドライスキン(乾燥肌)」で、歳をとって汗や皮脂の分泌量が減ってドライスキンになると、掻痒症になりやすいらしい。

 

痒みに関しては、他にもアトピー性皮膚炎とか、痒疹(ようしん)と言ったモノがあるが、痒さの質が少し違う気がする。

 

というのも湿疹や痒疹は、痒みはあるけれど、多少は掻かずに我慢できる。

 

しかし掻痒症の場合は全く我慢ができず、気が済むまで掻き続けるしかないのだ。

 

日本皮膚科学会の掻痒症ガイドラインによると、「抗ヒスタミン薬」も効きにくいらしい。

 

アトピーや湿疹、慢性痒疹の場合、痒みを抗ヒスタミン剤で多少なりとも抑えることができるが、掻痒症では効果が少し弱いらしい。



掻痒症、アトピー性皮膚炎、慢性痒疹

掻痒症(そうようしょう)とは、特に皮膚になんの異常もないのに、痒くて痒くてたまらなくなる症状だ。

 

頭や肛門など、特定の部位が激しい痒みに襲われ、掻かずにはいられなくなる。

 

また痒みが起こると、同時に色んなところが痒くなったりして、全身を掻きむしったりする。

 

アトピー性皮膚炎との区別は難しいようだが、痒くなりやすい場所は異なる。

 

アトピー性皮膚炎では、手や上腕部(二の腕)、ヒジの内側やヒザ裏などが、痒くなりやすい場所なので、掻痒症とはちょっと違うね。

 

また、アトピー性皮膚炎の場合は、ジュクジュクした発疹が出てくるので、発疹がないのに痒くなる掻痒症とは区別がつきやすい。

 

ただ掻痒症でもアトピーでも、皮膚を激しく掻くと皮膚が傷む。

 

掻きむしりで皮膚が傷むと、体液や血液がにじみ出てきて、カサブタができる。

 

それがそのまま治れば良いのだが、コレが簡単に治らない。

 

特にアトピー患者の肌は弱アルカリ性に傾いていて、黄色ブドウ球菌などの雑菌が増えやすいので注意が必要だ。

 

水虫やタムシの原因である白癬菌や、カンジダ菌なども皮膚にいるので、身体のあちこちをボリボリ掻くまわると、雑菌を全身に植えているようなもんだし。

 

そうして身体のあちこちに、カサブタが増えていったりする。

 

このカサブタは、普通のカサブタと違って、なかなか治らないし、非常に痒い。

 

これを「慢性痒疹(まんせいようしん)」と呼ぶ。

 

痒疹というのは耳慣れないが、日本皮膚科学会のホームページには、次のように載っている。

痒疹(ようしん)とは

「痒疹ってどんな病気ですか?」
 非常に痒いポツポツとした赤い皮膚のもりあがり(丘疹)がパラパラとちらばってできる病気です。すねのあたりやお腹まわりに限られるタイプから体中にできるタイプまで様々です。またおのおのの丘疹が1週間程度で治ってしまう急性のものから、何か月も治らず茶色の硬いイボのようになってしまう慢性のものまであります。
日本皮膚科学会ホームページより

 

そしてこの痒疹も、50過ぎの高齢者にできやすい皮膚病なんだという。



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