塩分は体に何故悪い?記事一覧

食塩の取りすぎは、胃ガンのリスクを高めるという。WHO(世界保健機関)は2003年に、『塩と塩漬け食品が恐らく確実に胃ガンのリスクを上げる』という勧告を出している。これは栄養素と疾病の関係を調べるために行った疫学調査の結果、わかったことだという。それによると食塩の摂取量が多い地域では、胃ガンの発生率や死亡率が高いという。日本でも人口10万人当たりの胃ガンの死亡者数を見ると一番少ないのが沖縄県で、多...

日本で胃ガンの死亡率が高いのは秋田県。そして食塩の消費量が高いのも秋田県。だから食塩の取りすぎが胃ガンの原因だという疑いがかけられた。ところが食塩の摂取量が少ない地域でも胃ガンの死亡率が高い地域があることで食塩が胃ガンの原因であると言う説は否定された。というのも日本で胃ガンの死亡率が全国で一番低いのが沖縄県で、沖縄県は、食塩の消費量でも一番少ないグループに入る。ところが沖縄と同じ食塩消費量が少ない...

塩分の取りすぎが、なぜ体に悪いか。「今あるガンが消えていく食事」を参考にして説明すると、こうだ。人間の身体の中には様々な物質がバランスを保って存在している。そのなかで重要なモノが、ナトリウム・イオンとカリウム・イオンだ。ナトリウム(Na)は塩分の主成分のミネラルで、カリウム(K)は、豆類・野菜類などに多いミネラルだ。ナトリウムとカリウムは人間の体内では、ほぼ1:1の比率でそれぞれ約100〜120グ...

人間の身体というのは、約60兆コの細胞で出来ている。この細胞というのは一つ一つが生き物で、良い環境下であるとちゃんと働くが、悪い環境下であると具合が悪くなる。たとえばガンという病気は、細胞分裂の制御が出来なくなって無制限に増え続ける病気であるが、これも細胞の環境が悪くなって、エラーが出ていると考えることが出来る。iPS細胞の開発者の山中伸弥京大教授は健康な細胞に4つの発ガン遺伝子を組み込むことによ...

健康のためには細胞が正常に働く環境を整える必要がある。そのために重要なのがナトリウムとカリウムのイオンバランス。ナトリウムとカリウムは、体内では偏在していて、ナトリウムは体液中に多く、カリウムは細胞内に多い。なぜこのように偏在できるのかというと、人間の細胞膜がイオンを自由に通さないからだ。細胞の一番外側にある細胞膜は、二重の脂質(脂肪)の膜で囲まれているので、脂溶性(脂肪に溶ける)物質しか通さない...

老後を健康に過ごすには、60兆コある自分の身体の細胞を良好な環境に保っておく必要がある。そのために必要なのが、細胞を取り巻く細胞外液のイオン濃度を成長に保つと言うこと。特に日本人はナトリウム(塩分)の取りすぎで、そのせいで細胞に余分な苦労をかけているらしい。日本人には胃ガンが多いのだけれど、これもWHOから塩分の取りすぎや塩蔵品(漬け物や塩漬け魚)が間接的な原因であろうという指摘がされている。それ...

日本人は塩分を摂りすぎである。その理由はいろいろあるだろう。たとえば日本の水の多くが、軟水(なんすい)であるというのもその一つ。水には硬度(こうど)という指標があって、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルがどれくらい含まれているかと言うことで調べる。計算式を上げるとこうだ。硬度 (mg/L) ≒ カルシウム濃度 (mg/L)×2.5 + マグネシウム濃度 (mg/L)×4.1軟水というのは簡単に...

塩分の取りすぎを解消するために、カリウムなどのミネラルを増やすというのは、確かに有効な策だろう。しかし塩分を減らさずにカリウムだけ増やすと、排尿つまりオシッコの量と回数が増えて、その結果、腎臓を痛める事になりかねない。だから過剰な塩分摂取を解消するために、カリウムを多く含む食品をたくさん摂るのはよいが、塩分の摂取量も極力減らさないと意味がない。それでも最低限、塩分補給は必要なはず。じゃあその最低限...

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