ディスバイオシス 腸内細菌の5つの働き

ディスバイオシス 腸内細菌の5つの働き

ディスバイオシス(Dysbiosis)とは

ディスバイオシス(Dysbiosis)とは、腸内細菌が減ることによって起こる様々な症状のことだ。

 

我々人間の腸の中には、1,000種類以上の細菌が住んでいて、100兆個以上の細菌が日々、様々な物質を生み出している。

 

ところがこの腸内細菌が何らかの原因によって、大きく減ってしまったり、有害な細菌が増えすぎたりすると、健康状態が保てなくなる。

 

こういった、腸内細菌の状態悪化による様々な症状を、ひとまとめにして「ディスバイオシス」とよぶ。

 

要するに、腸の状態が悪いことによって起こる全ての症状ってことだね。

 

しかしそもそも腸内細菌って、何をやっているのか。

 

ヒトの場合、腸内細菌には主に次のような5つの働きがあるのだという。

腸内細菌の5つの働き
  • 病原体の侵入を防いだり排除したりする。
  • ダイエタリーファイバー(食物繊維)を消化したり、短鎖脂肪酸を産生する。
  • ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンK、葉酸、パントテン酸、ビオチンなどのビタミン類を生成する。
  • ドーパミンやセロトニンなどの神経伝達物質を合成する。
  • 腸内細菌と腸粘膜細胞によって、免疫力の約70%を作る。

リーキーガット症候群(腸漏れ症候群)のところでも紹介したが、腸というのは有害物を身体に取り込まないように「腸壁バリア」(腸管バリア)を作っている。

 

その腸壁バリアで重要な役割を担っているのが、実は腸内細菌と腸粘膜細胞で、身体に雑菌やウイルスなどが侵入しないように二重三重に壁を作っている。

 

ところが何らかの原因で、腸内細菌の数が大きく減ったりすると、雑菌やウイルスなどに冒されやすくなってしまい、病気になりやすくなってしまうのだ。



腸内細菌は、実は栄養素を作っている

腸内細菌は、外部から雑菌やウイルスが体内に侵入しないように、腸粘膜と組んでコレに対処している。

 

その結果、小さな分子しか、腸の壁を通って体内には入れない。

 

食べたモノをアミノ酸とか単糖類(ブドウ糖・乳糖)まで消化分解するのは、腸壁の関門を通すためだと言える。

 

ところが腸内細菌の状態が悪くなると、腸粘膜も弱くなり、普段の10倍の物質まで腸壁を通り抜けてしまう。

 

これを「リーキーガット症候群」(腸漏れ症候群)と呼ぶ。

 

つまり有害物質や、普段体内に入り込まないような大分子が、身体の中に入り込んでしまうわけだ。

 

これによって免疫力が使い果たされ、カビなどの菌やウイルスに感染しやすくなってしまう。

 

また腸漏れによって、必要な栄養素が吸収されず、疲労感につながったり、深刻な皮膚病につながったりする。

 

一方、腸内細菌は食物繊維を分解したり、脂肪を短く分解して、短鎖脂肪酸を作ったりする。

 

ビタミンB群や、ドーパミン、セロトニンなどの神経物質などの様々な栄養素も作り出す。

 

ビタミンB群やセロトニンは、脳の安定にも重要な成分なので、心の安定にも役立つ。

 

世界にはタンパク質を殆ど取らない部族がいて、なぜ生きていられるのかが謎だったが、どうやらアミノ酸を作り出す腸内細菌が彼らの大腸には住みついているらしい。

 

最後に、我々の胎内には、どれくらいの腸内細菌が住んでいるのかというと、約1.5kgから2.0kgくらいの重量だという。

 

そして我々の大便の3分の1以上は、腸内細菌とその死骸なのだと言う。

 

大便の状態を見ると健康状態が分かるとよく言われるが、腸内細菌が活発に活動していると、便がふっくらして臭いもあまり臭くない。

 

そして腸内細菌を活発にさせるためには、野菜などに含まれる食物繊維と、様々種類のヨーグルトや漬け物などに含まれる乳酸菌などが重要だという。



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