雑穀のいろいろ
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雑穀には、健康によい栄養成分がいろいろ含まれている。
現代人が不足させがちなミネラル、ビタミン、食物繊維などが豊富に含まれている。
これらは微量ではあるが、身体のバランスを整えるの必要な栄養素だ。
雑穀はいろんな色のモノがあり、フレンチ・パラドックスで知られるポリフェノール(アントシアニン)を含むモノもある。
雑穀ご飯を食べることにより、これらを毎日摂取することが日々の健康につながると言っても過言ではない。
ただ、雑穀といってもピンキリで、2つ以上の雑穀を混ぜたモノを使っても、あまり意味のないモノもある。
雑穀の種類によって、含まれる栄養素や含まれる微量栄養素は異なるから、うまくブレンドして取り入れることが必要になる。
なので主な雑穀の種類について、知っておくのが賢い選択だろう。
雑穀の種類としては、日本では米と麦以外の穀物のことを言う。
具体的には玄米、粟、ひえ、きび、ハトムギ、大麦、黒米、赤米、アマランサス、キノアなどが挙げられる。
場合によっては、黒ゴマやクコの実などを入れる場合もある。
順番に、どういう特徴があるか、まとめてみよう。
玄米・発芽玄米の特徴と効能
玄米は、白米を精米する前の状態だから、厳密に言うと雑穀と呼ぶのはちょっと語弊がある。
だがしかし玄米の状態で食べるには、低農薬でないとマズいので、特別に栽培された穀物として雑穀に分類されている。
で、玄米は、白米にも含まれている栄養の他に、食物繊維やビタミンEが白米の4倍、ミネラルは5倍程度含まれている。
玄米を1ミリほど発芽させた発芽玄米にいたっては、ギャバ(GABAガンマアミノ酪酸)が白米の10倍程度含まれている。
GABAは、血圧を下げ、中性脂肪を抑えるとされている。
またストレスも押さえるという。
玄米の価格は、1キロで7~800円くらいかな。
発芽玄米は、1キロで千円前後くらいで、普通の白米に比べると倍以上の値段だ。