黒食ダイエットとは?
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黒食ダイエットとは、簡単に言うと、黒い食べ物を取り入れるダイエットだ。
五色食は、薬膳料理の基本であり、健康な食事のために必要な食べ方である。
五色というのは、白・黒・赤・黄・緑の5つの色のことだけれど、この五色を食事で必ず摂る。
これが大事なわけだ。
<参考>→五色を食べる簡単薬膳ところが肉野菜をバランスよく食べても、不足しがちな色が一つある。
それが黒だ。
なので黒い食べ物を意識的に食べることで、食事の質を上げてダイエットしようと言うわけだ。
バランスのいい食事を摂って、健康的に痩せるダイエット法だから、これは続きやすい。
すぐには効果は出ないかも知れないが、他の過激なダイエットと比べて危険も少ない。
食事を減らさないのならリバウンドもないだろう。
黒色食材を毎日の食事に加えるだけなので、誰でもでき、簡単に続けられる。
また黒い食べ物には抗酸化作用がある成分もあり、アンチエイジング・若返りの効果も期待できる。
黒食ダイエットのツボ
黒食ダイエットに取り入れると良いのは黒豆、黒米、黒ごま、黒酢などの黒色の食材だ。
これらの食品に含まれる黒い色素「アントシアニン」が、健康やダイエットに有益な様々な効果をもたらす。
アントシアニンは、脂肪蓄積を抑制する。
つまり食べたモノが脂肪として蓄えられるのを調整するのだ。
それから老化を防ぐ抗酸化作用がある。
抗酸化作用というのは、簡単に言うと身体がさびるのを防ぐ働きである。
人間の体の中には酸素ラジカル(フリーラジカル)という、危険な形の酸素があって、実はこれで身体を守っている。
酸素ラジカルには殺菌作用があって、酸素3つがくっついたオゾンと同じだと思えばよい。
これで有害な細菌や病気を防いでいるわけだ。
ところがこれが自分の細胞を傷つけたりして、身体に害を及ぼすことがある。
そうなると身体の傷みが進むので老化が進む。
これを抑制するのが抗酸化作用というわけだ。
実際は、酸化を防ぐと言うより、酸化した細胞を素早く修復してくれるのであるが。