ポリフェノールの種類

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赤ワインのポリフェノールが、心臓病や動脈硬化のリスクを抑えているらしいことが分かって以来、医学や栄養学では、食品の色素成分やポリフェノールの研究が盛んになった。

 

植物には当たり前のように含まれているポリフェノールが、調べてみると実は様々な健康成分を含んでおり、伝統食がなぜ健康によいか解明されてきた。

 

代表的なポリフェノールをウィキペディアの記事より抜粋すると■フラボノイド類

  • カテキン - ワイン、茶、リンゴ、ブルーベリーに多く含まれる。

     

  • アントシアニン - ブドウの実皮やムラサキイモ、ブルーベリー、などの赤紫色
  • タンニン - 茶、赤ワイン、柿、バナナなどに含まれる渋味成分。

     

  • ルチン - ビタミンPの一種で、ソバに含まれる。

     

  • イソフラボン - 大豆や大豆加工商品(豆腐、納豆など)、葛、葛粉などに含まれる。

     

■フェノール酸
  • クロロゲン酸 - コーヒーに多く含まれる。

     

  • エラグ酸 - イチゴなどに含まれるポリフェノール。

     

  • リグナン - ゴマに多く含まれる。

     

    セサミンもこの一種。

     

  • クルクミン - ウコンに多く含まれる。

     

となる。

 



ポリフェノールの健康効果とは

ポリフェノールとは、たいていの植物に含まれ5000種類以上もある物質なので、それぞれに違った健康効果がある。

 

その多くは、「抗酸化作用」か「肝機能改善」と言うことになるが、赤い海藻や紅ザケの赤い成分であるアスタキサンチンのように「疲労回復」なんて言うのもある。

 

抗酸化作用というのは、身体が酸化するのを防ぐ働きで、ガンの発生を抑えたり、老化を遅らせたりする。

 

ビタミンで言えば、ビタミンCとかビタミンEに抗酸化作用があるが、ポリフェノール類の中にはその数十倍以上の力を持つモノも多い。

 

また肝機能改善は、朝起きたときの爽快感や体のだるさを吹き飛ばすのに有効だと言われている。

 

肝機能改善に役立つのは、ショウガのなかまのウコン。

 

このウコンにはターメリックという成分があって、これが肝機能改善に役立つ。

 

カレーの黄色い成分のターメリックには、肝臓に良いというクルクミンが含まれていて、日本人も明治初期から食べてきた。

 

十年以上前、あるある大辞典でこのことが紹介されて次の日にはスーパー売り場のターメリックが消えた。

 

そして数週間以上もターメリック不足が続いたりしたから、肝機能改善も多くの人が求めているモノだと言うことだろう。

 

なお、ポリフェノールの効果は、食べてから数時間しか続かないので、毎日食べ続ける必要がある。

 

黒い食べ物が流行るわけ

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