黒米とは?
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米類で玄米の次に人気があるのは、黒米(くろまい)だ。
黒米は、インディカ米の系統の米で、細長い。
インディカ米というのは、東南アジアなどで食べられている細長いタイプのこめのことだが、その古代種らしい。
この黒米の黒い色は、ポリフェノールの一種で、アントシアニンという色素だ。
アントシアニンには、抗酸化作用があり、動脈硬化予防、発ガン抑制、老化防止などの作用があるとされる。
黒米を白米に混ぜて炊くと、赤飯のような赤い色になるが、これは赤ワインの色素のような色だ。
食物繊維や鉄分やビタミンも、白米の4倍以上含まれている。
価格は、500グラムで千円前後くらいだね。
赤米とは?
赤米というのは、赤色を帯びた米だ。
玄米は赤褐色で、ホントに赤い米。
精米しても赤っぽい。
かつては日本でも、約4割程度の米が赤米だったという。
赤米は、背が高くて倒伏しやすい品種だけれど、寒さや病害虫に強い品種で、昭和になっても栽培されていた。
味は残念ながら、そんなに旨いものではないので、現在の白米に取って代わられたが、食物繊維やミネラルを白米の数倍含んでいる。
赤米の赤い色素の素は、タンニンやカテキンで、血糖値、コレステロール、血圧などを下げる効き目があり生活習慣病の予防に役立つと言われている。
赤米の値段は、種類によって様々だが、白米の2~3倍くらいだろうか。