黒い飲み物が、流行っている
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近頃、黒いドリンクが流行っている。
黒い飲み物というと、真っ先に思い浮かぶのがコーラだが、コーラではない。
黒豆ドリンクや、黒ごまドリンク。
黒ウーロン茶というのも、テレビで良く宣伝しているね。
黒というのは、今まで「悪い」「重い」「強い」というイメージはあったが、体に良いというイメージはあまりなかった。
ところが赤ワインポリフェノールの研究から食べ物の色には様々な健康効果があると分かりだして、特に黒い食べ物には強い薬効があることが分かってきた。
なので黒い食べ物を取り入れる手段として、黒いドリンクが開発されだしたわけだ。
たとえば「黒ごま豆乳」は、豆乳に黒ごまときな粉をブレンドした、豆乳飲料だ。
1パック飲むことで、ビタミンE1日分を摂取することができるという。
「黒ごまオ・レ」は、1本に黒ごまを1.1g使用していて、黒ごまペーストをうまく牛乳に加えてブレンドしている。
また黒豆を使った豆乳は、健康に良い黒大豆を原料に用いて作った豆乳だ。
この豆乳には黒豆に含まれる「アントシアニン」が含まれており、抗酸化作用が期待できる。
黒豆は黒い大豆で、「大豆イソフラボン」や「大豆レシチン」も含んでいるので、普通の豆乳同様の効果ももちろんある。
黒ウーロン茶は、中性脂肪を減らす
テレビでがんがん宣伝しているサントリーの「黒烏龍茶」も、黒いドリンクに入れても良いだろう。
ウーロン茶にはとウーロン茶ポリフェノールというポリフェノールが含まれていて、脂肪吸収を抑制する働きがある。
これはウーロン茶ポリフェノールが、血液中の中性脂肪が吸収されるのを阻害するということらしい。
なので特定保健用食品に承認されている。
ただし商品開発には、かなりの時間がかかっているそうで、ウーロン茶独特の、あの苦い味と匂いを抑えるのが非常に難しかったからだという。
ウーロン茶の苦みは、油分の多い食事のあとには口の中をさっぱりさせてくれる効果があっていいものだけれど、単独で飲む場合はちょっと苦いからね。