発芽玄米と雑穀ご飯で、健康な毎日を送ろう!
発芽玄米や雑穀が、ここ数年、注目されている。
発芽玄米とは、少し発芽させた状態の玄米だ。
発芽玄米は、血圧上昇を抑えるギャバ(GABA)が白米の十倍多く含まれ、ビタミンB1も多い。
食物繊維やミネラル分が豊富で、心の安定によいセロトニン産出やストレス低減にも良い。
一方、雑穀ご飯とは、白米に玄米、粟、ひえ、きび、ハトムギ、大麦、黒米、赤米、アマランサス、キノアなどの雑穀を混ぜて炊いたご飯のことだ。
赤米など、日本では明治初期まで主食として4割も食べられていた。
だからこれを雑穀と呼ぶのはさすがに農学部卒の私としては呼びにくいが、現代日本では白米以外は穀物扱いされていないので、仕方がない。
発芽玄米と雑穀で、健康生活を築こう!
最近、雑穀が注目されているのは、玄米などが健康にいいものとして見直されて来たせいもあるだろう。
普通の玄米は炊きにくいし食べにくいが、1ミリほど発芽させた発芽玄米は、普通の白米並みに炊きやすいし、玄米よりははるかに食べやすい。
なので日常のご飯に取り入れて食べる人もふえてきたが、一つ問題がある。
というのも、発芽玄米って結構飽きやすく、子供もいやがったりするんだね。
だからずっと発芽玄米というわけに行かず、しかし白米では健康にもう一つと言うことで、米の自給率100%が達成される以前に日本人が食べていた「麦ご飯」に回帰しているってことかも知れない。
どちらにせよ、発芽玄米や雑穀ご飯は身体によい。
健康な生活を送るために、発芽玄米や雑穀を毎日の食事に取り入れよう→雑穀のいろいろ